CSRサプライチェーンマネジメント

近年、企業は事業活動を通じて世界的な社会課題に取り組み、持続的な社会の発展に貢献することが期待されています。企業の社会的責任(CSR)を果たすためには、自社の事業活動を改善するだけではなく、お取引先様を含めたサプライチェーン全体で取り組みを行うことが重要です。当社におきましても、期待される社会的責任を果たすため、施策を検討し、実施してまいります。

当社は、CSR調達に係る指針として「購買基本方針」を2020年6月に策定しました。今後は購買基本方針に基づいて必要な資材の調達を行うことにより社会的責任を果たし、社会から信頼され期待される企業を目指してまいります。

CSR調達

購買基本方針

当社は以下の内容に沿って購買活動を行います。

１．法令の遵守

・該当する法令を遵守し、また企業倫理に基づき社会的良識をもって行動します。
・不当な利益の取得を目的とした、接待・贈答・金銭の授受は行いません。

２．信頼関係の構築

・お取引先様の機密情報や知的財産を尊重し、相互利益の精神に基づき、良い信頼関係の構築に努めます。

３．調達の選定基準

・ＢＣＰ（事業継続計画）を基本方針として原料ソースの複数化、また過去の実績に拘らず、グローバルに開かれた購買活動を行います。
・各原料の品質、価格、納期、供給安定性（生産拠点）などの諸条件を総合的に勘案し、公正・公平な判断で選定します。
・紛争や犯罪、人権侵害・児童労働などの社会問題への関与のない原材料を選定します。

４．ＣＳＲ調達

・企業の社会的責任を果たすべく、法令遵守、環境保全や労働安全、人権などに配慮した調達活動を行います。
・紛争鉱物は、原料として使用しません。当社は、社会から信頼され期待される企業を目指しております。CSR調達は、自社のみならずサプライチェーンを通じて実践することが重要ですので、全てのお取引先様においてもCSRへのご協力を求めます。当社の方針や考え方のご理解と、CSR調達へのご協力をお願い申し上げます