CSRへの取り組み
21世紀を迎えた今、「地球環境の保全」は我々人類にとって最も重要なテーマです。
世界のあらゆる国において、持続可能な「環境保全と経済発展の共存」が求められています。
当社は、安全で地球に優しい製品を求めて、研究開発とプロセスにおける環境負荷の低減を図るべく、常に技術革新・改良に努めています。
環境負荷の少ない製品の開発は勿論のこと、事業場から出る排ガス・排水の減少、廃液量の削減、コンピュータ制御によるプロセスコントロール、安全の確保、品質管理、省力化、省エネルギー等に取り組んでおります。
特に排水処理については、「海や川を汚さず地球環境に優しく」をモットーに各事業場それぞれが独自の排水処理方法によって厳密な処理を行い、工場排水を無害化して排出しています(事業場の立地条件や生産品目の違い等によって排水の汚濁度合が異なるため、それぞれ事業場独自で効率の良い方法を採用しています)。
総ての法規制を遵守するだけでなく、一歩進んだ環境管理を実施しています。
CSR基本方針
1. 基本方針
当社は、化学技術の進展と新たな価値の創造により、持続可能な社会の発展に貢献し、また、倫理的な事業活動により社会から信頼され、企業としての社会的責任を果たしてまいります。
2.活動方針
① コンプライアンス意識の向上とレスポンシブル・ケアを活動の中心として、人権への配慮や働きやすい職場環境の整備にも取り組んでまいります。
② 環境に配慮した製品開発や環境負荷の低減を念頭においた生産活動を通じて、地球環境の保全に継続的に取り組んでまいります。
3. 推進組織
当社は、CSR活動を積極的に推進するため、CSR委員会を設置しております。この委員会の役割は活動方針の決定、施策の立案、進捗状況の管理などが主たるものであり、実際の活動については、各事業所の推進委員が委員会の方針に基づき具体的に進めております。
レスポンシブル・ケア
当社は、日本化学工業協会の「レスポンシブル・ケア コード」に従い、全ての事業活動において環境保全、保安防災、労働安全衛生、化学品・製品安全物流安全等について最善を尽くし、確実かつ継続的に活動を推進しています。
レスポンシブル・ケア基本方針
1.すべての事業活動において法令を遵守し、環境保全、保安防災、労働安全衛生、物流安全、化学品・製品安全、社会との対話の確保に努め、維持・向上させる。具体的な目標を設定し、全従業員に周知徹底し、実行する。
2.省エネルギー、省資源を推進し、事業活動に伴い排出されるすべての化学物質の排出量並びに廃棄物の発生量を継続的に低減させる。
3.新製品の開発や生産技術の改良においては全ライフサイクルの環境・安全・健康を評価し、それらに配慮した製品の開発・生産に努める。
4.製品や取り扱い物質の環境・安全・健康に関する情報を整備し、その安全な使用と取り扱いに関する必要な情報を従業員、輸送業者、集配業者、請負業者に提供しリスクを軽減する。
5.従業員の協力の下に、労働災害の撲滅、潜在的危険性の低減、健康増進と快適な職場環境の形成を促すとともに、緊急時対応策を整備して防災訓練を行い、万一の場合、的確な処置が取れるようにしておく。
6.海外事業、技術移転および製品の国際取引においては、国内外の法規制を遵守し、相手先の環境保全と安全・健康の確保に十分配慮する。
7.製品についての環境・安全・健康に係わる正しい知識の普及に努め、一般社会の関心事に適切に対応することで理解と信頼の向上を図る。
ISCC PLUS認証(国際持続可能性カーボン認証)
2023年11月28日、大八化学工業株式会社 半田工場はマスバランス方式によるISCC PLUS認証を取得いたしました。
認証を取得いたしました製品はCR-733SとCR-741の2品目です。
同認証取得によりバイオマス製品の供給に取り組んでまいります。